関電疑惑の図解

 こんにちは、立憲民主党の、山岸一生です。

 疑惑が深まっている関電問題について、独自取材を行いました。

 これを元に、私、山岸一生の考えをお話しします。

山岸一生の取材と分析

 関電疑惑で、関西電力利用者だけでなく、日本で電気を使う私たちすべてにかかわる問題が浮上しています。

 税金を使った交付金から、森山元助役(故人)の関係企業に資金が流れていたのです。

 私たちは毎日の電力料金から、「税金」を支払っています。

 「電源開発促進税」と呼ばれるもので、電力会社が電気料金に含めて徴収し、国に納めます(年間約3千億円)。

 これを国は、「電源立地交付金」として、原発立地自治体などに配分します。

 福井県高浜町は年20~30億円程度を受けています。

 町はこのお金で福祉事業や公共工事などを進めるのですが、森山氏の関連企業と報じられている企業群に、多額の事業を発注していました。

 福井県高浜町がウェブサイトで公表している発注状況は2015年度から2017年度の3年分。

 この期間だけで、吉田開発に6事業、計4億5千万円以上を発注しています。

 ほかに関連企業と報じられている2社について、3年間に9事業、計5千万円近くが支払われています。

 こちらは9件とも随意契約です。

 つまり、森山氏関連とされる企業群に、私たち電力利用者の税金から3年間で5億円近くが支払われていたということです。

 森山氏は、吉田開発から資金を受け取って、関電への3億2千万円の裏金の原資にしていたとされています。

 しかし、カネに色はありません。

 森山氏の資金の入手先は、もっと幅広かった可能性もあります。

 さらに、森山氏関連とされる企業群からは、衆議院福井1区選出の自民党・稲田朋美議員に献金がされていたと報じられています。

 政治資金収支報告書をもとに手元で集計すると、2011年から2015年の5年間で関連2社と個人で計230万円にのぼります。

関電疑惑の図解

 この事件の構図は、私たちが当初思ったよりも、さらに大きいのではないでしょうか。

 関係者は吉田開発・森山氏・関電の三者だと思っていた。

 しかしそうではなく、私たち日本人全体が払っている税金から、森山氏の関連企業群に多額のお金が渡り、その「原発マネー」が関電、政界に広くばらまかれている、ということなのではないでしょうか。

 そして、おそらく森山氏は氷山の一角です。

 森山氏が亡くなったために地元でパワーバランスが壊れて、混乱が起こっているさなかに、表に出たに過ぎないと思われます。

 第2、第3の森山氏は、日本中の原発立地地域にいるのではないでしょうか。

 原発を有するほかの電力5社にも社内調査を始める動きがあると報じられています

 形だけの調査で終わってほしくはありません。

 関電疑惑は、2011年の原発事故から8年半が経ってもなお、「原発マネー」の中毒が根深く残っていることを、まざまざと見せつけてくれました。

 あれだけの犠牲を払いながら、利権構造と決別することのできない「原発」。

 本当に病が深い。

 あなたはどう思いますか?

 やはり原発そのものと決別するしか、道はありません。

山岸一生の編集後記

 今日はブログの原稿を書いていましたが、関電疑惑が深まっているので、こちらの原稿にしました。

 今日は金曜日。
 週末がお仕事の方も、お休みの方も、素敵な週末をお過ごしください。

 それでは、立憲民主党の山岸一生でした。