2019/06/04
こんにちは、立憲民主党から参院選に東京選挙区で挑戦する、音楽音痴の山岸一生です。
今日は朝から、政策勉強会をしてきました。
といえば聞こえはいいですが、20年来の旧友と近況報告を兼ねて、コーヒーを飲みながら雑談していただけなのですけども。
私、山岸一生が立憲民主党の公認をいただいて、参院選東京選挙区への立候補を表明したのが、5月23日。
たった10日ほどで、周りの世界は一変しました。
初めての街頭演説、初めての立憲パートナーズ集会、初めての自治体議員の皆さんとの意見交換会。
毎日があっという間です。それぞれが重要な会合や機会です。
一方で今は、自分の中で政策も深めなければいけない、大事な時期です。
会合の合間に本を読んだり、メモを整理したりしますが、疲れているのか、なかなかアイデアがまとまらないこともあります。
新聞記者は、人と会うのが仕事。
立場が変わっても、習性は抜けません。
煮詰まった時は、やはり人と会って話すに限ります。
さて、本日会った公務員をしている友人は、ふだんは物静かだが内に情熱を秘めたタイプです。
昔から、出しゃばりはしないが近くにいて、さりげなくヒントをくれる人でした。
今回も、たくさんのヒントをくれました。
一番驚いたのが、「誰もが幸せに働ける社会」を議論していて、副業・複業の拡大策が話題になった時です。
友人自身も、最近「複業」を始めたというのです。
私はまた、コインランドリーの経営とかそういった投資の話と思ったのですが、なんと。
「ロックバンド向けに、英語の歌詞のアドバイザーを始めたんだよね」
確かに友人は複数の語学に堪能で、学生時代はヘビーメタル(デスメタルだったかも?)のバンドを組んでいました。
その彼が、日本のバンドの英語歌詞のひどさを嘆き、「かっこよくて正しい」英語歌詞をつけてあげるコンサルを立ち上げたというのです。
ネットで呼びかけたところ、早くも、いくつかのオファーが来ているといいます。
最近よく聞くようになった副業・複業ですが、その実態は、お小遣いを減らされたサラリーマンの資産防衛術だったり、残業代をケチりたい企業が「自分で稼いでね」と突き放す場合だったりすることも、多いのではないでしょうか。
前向きな話というより、サラリーマンが追い詰められている、そんな側面が目につきます。
しかしデスメタル(パンクロックかも?)の翻訳を語る友人は、実に生き生きしていました。
こういう副業・複業なら面白そうです。
友人の場合は公務員ですから、今は趣味の範囲内です。
でもいずれは、一つの組織、一つの職種に自分のすべてを預けるのではなく、本業を持ちつつ、スキルや人脈をいかして三つ、四つぐらいの居場所を行き来する、そんな友人の姿がイメージできて、「幸せそうだろうなあ」と思いました。
ただ現状では、望まずして非正規の職に就いている人には能力開発のチャンスも限られていますし、過労死寸前まで働かされている正規労働者は、時間的にも精神的にも余裕がなくなるばかりです。
現政権が進める「働き方改革」にも副業・複業の議論は入っていますが、残念ながら「いかに効率よく日本中の労働力を動員するか」という視点です。
こうした改革は、やはり働く一人一人の自己実現を応援する視点が大事ではないでしょうか。
少なくとも確かなこと。
一つの組織に身も心も捧げ、24時間365日ブラックに働いていたら、パンク(ヘビメタかも?)の翻訳なんていう、“ロケンロール”な発想は出てきません。
新たな一歩を踏み出した友人の前途に幸あれと祈ります。
副業・複業の前にまずは「本業」を勝ち取らねばならない私、山岸一生ですが、「誰もが幸せに働ける社会」へ向けて、働く人の目線に立って改革を進めます。
立憲民主党から参院選に東京選挙区で挑戦する、山岸一生でした。
明日、6月5日・水曜日、朝7時から、山岸一生が、三鷹駅北口で朝のご挨拶をさせていただきます。
昼や夜の街頭スピーチは数度いたしましたが、朝のご挨拶は初めてです。
みなさん通勤、通学でお急ぎかと思いますが、短くわかりやすい話を心がけますので、バスを降りて駅に入るまでの短い間、ちょっとだけでもお耳を貸していただければ幸いです。
昨日は、初めての選挙対策会議に出席してきました。