ニュース

聞こえなくても、「聴く」姿勢

今日の山岸一生の「一生人語」

 立憲民主党から参院選に東京選挙区で挑戦する、山岸一生です。

 先日、東京・赤羽で行われた斉藤りえ候補予定者の決起集会にお邪魔してきました。

 斉藤りえさんは、今夏の参院選に全国比例区で挑戦される、立憲民主党の仲間です。

 斉藤りえさんのお名前は、「筆談ホステス」として皆さん、ご存知の方も多いかと思います。

 斉藤さんは、聴覚に障碍を持ちながらも接客業で活躍し、後に東京都北区議会議員として、「誰もが暮らしやすいまちづくり」にかかわってこられました。

 斉藤さんは確かに、耳で物理的に「聞く」ことは難しいハンディキャップを負っておられます。

 しかし、決起集会での斉藤さんを拝見していて、全身全霊で相手の話を「聴く」「聴こう」という姿勢に胸を打たれました。

 読唇のために目で相手を見つめ、つねに柔和な笑みを絶やさず会場に視線を投げ、一つ一つの単語を少しでもわかりやすいように発する。

 流ちょうな言葉で取り繕わないだけに、人と話したい、という姿勢、人柄がダイレクトに伝わってきました。

 私、山岸一生は新聞記者として過ごした15年を糧に、「聞かせて下さい、あなたの話」と申し上げています。

 ですが、「聞くことにもいろいろな形がある」ことを、改めて感じることができました。

 私の15年間の記者生活でこれまでお会いした中には、「話しを聞いている」ようで、実際には相手のことを何も覚えていない若手政治家もいました。

 一見「話しを聞いて聞いていない」ようで、実はすべてを記憶している自民党の重鎮もいらっしゃいました。

 斉藤りえさんのひたむきな「聴く姿勢」を目の当たりにして、私も「聞く力」をもっともっと磨いていかないといけない、そう決意しました。

 山岸一生のスタッフに、手話ができる者がおります。

 このスタッフに「斉藤さんのTwitterのアイコンは、手話の“ありがとう”ですよ。」と教えてもらいました。

 山岸一生は手話はできませんが、一つだけ、「ありがとう」の手話を覚えました。

 これから街頭で、聞こえない方のお話しを聞かせていただく機会がありましたら、拙い手話ですが、手話で「ありがとう」とお礼をお伝えしたいと思います。

 東京選挙区で挑戦する私、山岸一生は、斉藤りえさんはじめ全国比例区で戦う立憲民主党の仲間とともに、すべての人にやさしい日本に向けて、一緒に頑張ってまいります。

 明日から、また新しい一週間が始まります。

 皆さんにとって素晴らしい一週間、悲しいできごとやニュースの無い一週間でありますように。

 立憲民主党から参院選に東京選挙区で挑戦する、山岸一生でした。

明日の、山岸一生

 明日も街頭演説の予定はありませんが、東京都内の自治体議員のみなさんと親しくお話しする機会をいただく予定です。

  東京も広いですよね。

 都心と、例えば多摩では、皆さんのお考えも違います。

 明日は地域の声に日々向き合っている自治体議員の皆さんの姿に学びたいと思います。

一覧へ