2020/05/31
みなさん、こんにちは。
立憲民主党・衆議院東京都第9区総支部長(衆議院の、東京9区(東京都練馬区)の、立憲民主党の立候補予定者・立憲民主党の公認で、衆議院東京9区に立候補し、候補者になる予定)の、山岸一生です。
街かどで皆さんとお話しできる機会が無いなか、できる限り多くの皆さんの声をうかがっています。
以前も、とんかつ屋さんの現場を取材して皆さんにお伝えしました。
皆さんの具体的なお話しを聞いて、個人事業主や中小企業に、一日も早い支援が必要であることをますます痛感するばかりです。
中途半端な支援、遅すぎる支援は、かえって「期待外れ」を招き、失望を生み、絶望をもたらす。
もしあと一週間早く支援が届いていたら、事態は違ったかもしれない。
そういう現場をたくさん取材しました。
「あとでなんとかします」ではだめ。
緊急事態宣言は解除されましたが、追い込まれる人がどんどん出てくると現場で感じます。
今、必要なのは一週間でも、一日でも早い「具体的な支援」を追い込まれている方の元に確実にお届けすることです。
今、追い込まれている方に最も必要なのは、確実に手に届く支援であり、現金です。
先日、私、山岸一生の元に、一本のお電話をいただきました。
自粛期間中のスポーツジムへの支払いについてのご相談だったのですが、お話をしているうちに、ぽつりとその方の現状を教えてくださいました。
「ずっと委託で調査の仕事をしていたのに、コロナで中止になってしまい、苦しくて…」
私は、お尋ねしました。
「持続化給付金は、申し込まれましたか?」
その方は、びっくりした様子でおっしゃいました。
「え?私なんか、もらえないでしょう」
そんなことはありません。
その方は、毎年コツコツと青色申告されていたとのこと
で、十分、対象になりえます。
その方は、電話の最後に私にこうおっしゃいました。
「ニュースで『フリーランスも対象』とは聞いたけれど、『フリーランス』と言うと芸術家とか、お店を持っている方とかをイメージして。自分とは全然関係ないと思っていた。教えていただいて安心しました。」
「私なんか、もらえない」
その方との電話を切ったあと、この言葉が、私の胸に残りました。
持続化給付金にはさまざまな問題が指摘されています。
手続きを「お店」に見立てて、「入口」「建物」「出口」に分けて考えてみます。
業務を受託している組織が不透明という「建物」の問題。
実際にお金がもらえるまでが遅いという「出口」の問題。
そして「入口」。
お店の入口で立ち止まるんだけど、「やっぱり違うのかな。」「私には関係ない。」と素通りしてしまう方が、どうも多くいらっしゃる。
これは、入口の作り方、看板の出し方に問題があるに違いありません。
もらえるはずなのに、あきらめてしまう。
そして、暮らしが追い詰められていく。
そんなことがあってはいけない。私たち野党は、「入口」をもっと広げるよう、提案していきます。
野党は3日前の2020年5月28日、政府にコロナ対策の要望書を提出しました。
その中で、持続化給付金についても、こう提案しています。
「課税対象となるあらゆる業種の個人・団体について、分け隔てなく持続化給付金、税の減免、融資等の対象とすること」
これは「特別な人のための制度」ではなく「みんなが対象」という制度にはっきりと変えましょうよ、という提案です。
「私なんか、もらえない」
このイメージは、変えていかなければいけない。
そして同時に、私、山岸一生は、こうも思います。
これまでも、たくさんの「私なんか、もらえない」を生み出してきたのが、今までの政治ではなかったのか。
「どうせ、政権に近い人だけがもうかる」
「政治家なんて、私たちの暮らしを見ていない」
この7年余り、私たちの社会は、政治のもたらした分断によって傷ついてきました。
「困ったときはみんなで支え合いましょう」という当たり前のことが、とてつもなく難しくなってしまっている。
今、もう一度「支え合い」を取り戻さなくてはいけません。
その第一歩が、「私なんか、もらえない」と苦しむ人を、一人でも減らしていくことではないでしょうか。
私、山岸一生はそう考えます。
あなたはどう思いますか?
政府は第二次補正予算をまとめました。
確かに、金額だけはどんどん膨れ上がっていきます。
でも、本当に必要な人に、ちゃんと届く仕組みになっているのか。
複雑怪奇な制度になってしまい、今度もまた「私なんて、もらえない」と思う人が、増えるのではないか。
「私なんて、もらえない」をなくすために、私たち野党はしっかり提案とチェックを続けていきます。
「私なんて、もらえない」
そう思ったら、どうぞ立憲民主党と山岸一生に、あなたの声をお寄せください。
あなたの声が、政治を変える一歩になります。
政治が変われば、私たちの命と暮らしを守ることができます。
声をあげよう、いっせいに。
明日からまた新しい一週間、そして新しい月が始まります。
皆さんにとって素晴らしい一週間、そして6月になりますように。
そして「6月の壁」にぶつかる方が一人でもいなくなりますいように。
立憲民主党の山岸一生でした。