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立憲バッシングを超えて立つ

 みなさん、こんにちは。

 立憲民主党、東京都9区選出の衆議院議員、山岸一生です。

目次

通常国会の閉会

 2022年の通常国会が本日、閉会しました。

 この国会では、私、山岸一生は、初めての予算委員会での質問、初めての「事務局長」、初めての国会見学会の開催などなど、“初めてづくし”でしたが、なんとかやり切ることができました。

 すべては地元・練馬をはじめとした皆さんのお力です。

 山岸一生に、厳しくも温かいお声の数々、本当にありがとうございました。

“立憲民主党バッシング”

 この国会を通じて、メディアでは「立憲民主党バッシング」「立憲バッシング」が吹き荒れました。

 いわく「野党をまとめられない弱い第1党」。

 とりあえず「立憲民主党をたたいておけば簡単に記事になる」そんな空気を感じます。

 ですが、メディアの幹部の皆さん、ちょっと待ってください。

 そもそも昨年、2021年の衆議院選挙からの半年間あまり、野党は徹底的に分断されてきたのです。

 自民党と、その補完勢力によって。

 立憲民主党は、衆議院選挙の敗北の後、多くない議席を最大限に使い、この逆境に挑んできました。

 “自称・野党”が次々に「毒まんじゅう」に喰らいつくなかで、立憲民主党は物価高に痛みを感じない岸田政権に対して、チェック役を一手に担ってきました。

 議院内閣制において、行政府・内閣の政策をチェックし、ブラッシュアップしていくことは野党の重要な仕事です。

 たしかに、私たち現在の立憲民主党は力不足であることは否定できません。

 私、山岸一生にも、今国会で「もっとこうできなかったのか」という反省はあります。

 しかし、圧倒的な自民党・公明党の与党との議席の差と、野党分断によって、強いられてきた厳しい環境の中で、傷だらけになりながら必死に闘ってきました。

 立憲民主党の質問、提案でブラッシュアップされて成立した法案も複数あります。

強い野党

 「強い野党」は、みなさんに育てていただいて、初めて生まれます。

 例えばイギリスには、野党だけに助成金を出す仕組みがあります。

 昨年の衆院選で引退なされた大島理森前衆議院議長は「野党と与党の言い分は7:3ぐらいで聞くものだ」とおっしゃっていました(今の議長とは大違いです)。

 いずれも、まっとうな野党を育ててこそ初めて、政治に緊張感が生まれ、国民のための議論ができるという、歴史と経験に裏付けられた「知恵」によるものです。

 ところが、「弱い野党」をけなすだけで片づけてしまう今のメディア。

 そのありようは、自民党と補完勢力に対する、過剰な忖度に慣れきってしまっているのではないでしょうか。

 もっとも、メディアの自壊など、すでにみなさんがご存じのとおりです。

 だからこそ、新聞記者であった私、山岸一生自身が3年前、衰亡する新聞社を飛び出して、政治の世界に挑んだのです。

 いまさら嘆いても始まりません。

いま、立憲民主党に大事なこと

 いま、大事なことは、私たち立憲民主党の政治家が、あきらめず、へこたれず、街に立ち続けること。

 心ある国民、市民の皆さん一人一人と、直接、対話を重ねることです。

 私、山岸一生は、あきらめません。

 たしかに、立憲民主党は「まだまだ」です。

 昨年の衆議院議員選挙で当選して、立憲民主党所属の衆議院議員として内部を見て分かりましたが、課題もたくさんあります。

 ですが、来る7月の参議院議員選挙、参院選で、無為無策だが「昭和の組織票」に守られた自民党と、時代遅れの新自由主義を信奉する「勝者総取り社会」の維新ばかりが残ったら、日本の政治はどうなるか。

 なにより私たちの暮らしは、誰が守っていくのか。

 どまんなかで戦うのは立憲民主党を始めとする立憲野党をおいて他にないと、私、山岸一生は今こそ確信しています。

 国会が閉会し、参議院議員選挙、参院選がやってきます。

 7月10日の投票日は、日本の大きな分かれ目です。

 東京選挙区においては、立憲民主党が2議席を死守できるかが、日本全体の選挙結果に直結します。

 「立憲民主党の東京での2議席」こそが、「岸田インフレ」に立ち向かう最大の力になります。

 私自身、まなじりを決して蓮舫さん、そして、新人「松尾あきひろ」さんの取り組みに全力を挙げます。

 立憲民主党には、あなたの力が必要です。

 あなたの未来には、あなたの投票が必要です。

 力をお貸しください。

 立憲民主党の衆議院議員、東京9区選出の山岸一生でした。

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