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山岸一生の長崎県対馬取材レポート第1~旧統一教会と「日韓トンネル」を追う

 みなさん、こんにちは。東京都9区(練馬区)選出の衆議院議員、立憲民主党の山岸一生です。

山岸一生の旧統一教会についての長崎県対馬取材

 ご存知の方も多いと思いますが、衆議院、参議院の国会議員は、「委員会」に所属しています。

 私、山岸一生は、衆議院議院運営委員会、衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会、そして、衆議院内閣委員会に所属しています。

 私の所属する衆議院内閣委員会で、8月16日・火曜日から8月19日・金曜日に、長崎県で調査を行いました。

 私も衆議院内閣委員会の一員としてこの長崎県で行われた調査に参加しました。

 調査、取材した内容が多岐に及びますので、本日から数回に分けて、長崎馬で調査・取材してきた内容を皆さんに報告します。

 公式日程では8月16日・火曜日の夕方から衆議院内閣委員会の視察団の一員として対馬を訪れることになっていましたが、私は公式日程に先立って、独自の調査・取材をするために、私費でいわゆる「先乗り」をして、対馬島内を回りました。

 このブログでご報告するのは、衆議院内閣委員会の視察団の公式日程とは別に、私、山岸一生が私費でいわゆる「先乗り」をして、対馬島内を回って取材・調査したものです。

日韓トンネル

 本日は、「旧統一教会と“政治”の、深く広いかかわり」の一つである「日韓トンネル」計画について、皆さんに報告します。

 連日のように、旧統一教会と“政治”の、深く広いかかわりが明らかになっています。

 私、山岸一生が長崎県対馬市の現場を歩いて調査、取材すると、疑問がたくさんわいてきました。

日韓トンネルとは

 そもそも「日韓トンネル」とは、旧統一教会の関連団体が数十年にわたり進めている、日韓両国を結ぶ海底トンネル計画です。

 トンネルの全長の構想はなんと約220km。

 北海道と青森県を結ぶ青函トンネルは約54kmですから、「日韓トンネル」の構想がいかに壮大であるかがわかります。

 また、建設のための費用は約10兆円というあまりに巨額が試算されています。

 このような日韓トンネルについて、もちろん実現のめどは到底たっていません。

 しかし、通過予定地とされる長崎県対馬と、佐賀県唐津には作業場があり、多くの関係者、そして、「政治家」が見学に訪れ、旧統一教会の「広告塔」的な存在となっています。

 この「日韓トンネル」の実態はどのようなものだったのか。

国際ハイウェイ財団

 山岸一生が長崎県対馬でまず向かったのが、対馬島の東側にある「国際ハイウェイ財団」の事務所です。

 国際ハイウェイ財団は「日韓トンネル」の事業主体です。

 財団の名称を見ただけではわかりませんが、統一教会の会長が国際ハイウェイ財団の会長に就任するなど、旧統一教会の関連団体とされています。

 建設会社の資材置き場のような土地に、プレハブの事務所がありました。

 しかし、無人。

 近くで作業をされていた方に伺ったところ、国際ハイウェイ財団の事務所は「ここしばらく不在のようだ」とのことでした。

 次に私、山岸一生が向かったのは、対馬島の西側にある「国際ハイウェイ財団」の作業場です。

 国際ハイウェイ財団の説明では、ここから工事用の斜坑を掘り進める計画のようです。

 対馬島を東から西に横断すること小一時間。

 敷地の入り口まで来ましたが、私有地との掲示があったため、立ち入りを断念しました。

対馬の住民の方にとっての「日韓トンネル」

 その後、島内を回り、「日韓トンネル」について知っている方を探しました。

 山岸一生の取材、調査では、「日韓トンネル」についてご存知ないない方がほとんどで、数少ないご存知の方も「地元の人はあまりよく思っとらんから…」と言葉少なでした。

 その中で、建設関係の会社を経営する70代の男性から、貴重な証言をいただくことができました。

 男性ははじめ「いろいろあったもんでね…」と口数少なでしたが、徐々に重い口を開いてくださいました。

「私らは、被害者ですよ」

 この男性はもともと「保守」の立場で活動しており、旧統一教会が「反共」を掲げていることを知って、最初は旧統一教会に対して良い印象を持ったそうです。

 このため、旧統一教会の「日韓トンネル」事業にも当初は協力し、地元の顔役として、便宜を図ってあげたそうです。

 ですが徐々に、日韓トンネルについて「本当は統一教会のカネ集めではないのか?」と疑問を抱くようになり、最終的には、親しい友人が50万円も献金したと聞いて、計画と袂を分かったと言います。

 「ようはカネ儲け。でも上手だから。対馬みたいな島に来て『国際トンネル』言えば、ひっかかる人もいる。自民党の政治家もいっぱい見に来ているから、警察も手を出せんわね」

 男性は、旧統一教会が進める「日韓トンネル」の本質は、「『反共』や国際交流を建前にしたカネ集め」と見抜き、付き合いをやめました。

 今では苦々しい思いで「日韓トンネル」を見ているそうです。

 確かに「日韓トンネル」という一見、壮大な計画を立ち上げれば、過疎に苦しむ国境離島の方々の中には、魅力を感じる方もいるかもしれません。

 政権与党である自民党の多数の九州の有力議員が顧問として計画に参加したり、多数の政治家が視察に来たりすれば、異論を言いづらいこともあったでしょう。

変わらない旧統一教会の手法

 先日の「旧統一教会の実態」のブログでご説明したように

 「政治家との関わりで社会的評価を高める」

 「壮大な事業をPRして資金を集める」

 という2点は、これまでも旧統一教会に対してさまざまに指摘されてきた、共通の手法です。

 「日韓トンネル」はこの2点に加えてさらに、国境離島や過疎地の苦境につけこんでいる、とみられても仕方ない側面もありました。

 旧統一教会について、政治とのかかわりを含めて、徹底検証が必要です。

 これからも、調査、取材を進めていきます。

 立憲民主党の衆議院議員、東京9区選出の山岸一生でした。

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