2019/11/14
みなさんこんにちは、立憲民主党・衆議院東京都第9区総支部長の、山岸一生です。
目次
今日のブログは、昨日、一昨日に引き続き、野党が合同で開いた「桜を見る会」追及チームの様子をお伝えします。
今日のブログも長いですが、毎日「これ以上のまとめはない」という渾身の思いでまとめていきます。
よろしかったら、今日も最後までお付き合いください。
昨日の、政府による唐突な「桜を見る会」の中止を受けて、この決定の在り方自体も新たな焦点です。
むしろ中止こそ、究極の政治の私物化ではないのか。
中止決定の詳しい経緯が明らかになることを期待しています。
官僚の皆さん、昨日の朝まで来年の「桜を見る会」開催を準備していたはず。
自身が訳が分からないのに、野党の質問にもなんとか説明を考えなといけない。
まずは立憲民主党・黒岩宇洋さんの冒頭発言です。
黒岩さん「前夜祭の差額供与。ツイッターでは、安倍総理の地元の議員が、4月の前夜祭で安倍総理から『統一地方選と参院選について言及があった』と。(当時は)統一地方選は、前半と後半の合間。買収行為に当たるのは選挙期日の90日以内」
「その期間に当てはまる期間に、統一地方選、参議院議員選挙について言及があった。限りなく、買収、公選法違反の可能性が高い」
安倍総理側が差額を負担した飲み会で、安倍総理が選挙に言及。
お酒をおごって「選挙お願いしますよ」、これは典型的な選挙買収になります。
どのような発言だったのか。音声はないのかな。
招待者名簿を開示するかどうか、今日もやり取りしています。
内閣府「政府として統一的に対応させていただきたい。各省庁の保存状況を確認しながら内閣府・内閣官房で(対応する)」
これは見過ごせない発言です。
10年保存の他省庁の名簿も、内閣府にあわせて「1年未満」で捨てろということになります。
黒岩さんが突っ込みます。
黒岩さん「『統一する』ってことは、自分の所は捨てたから(略)捨ててくれと言っている」
内閣府「そういうことは言っていない」
逃げないで頂きたい。
「官邸からの指示で、全部『1年未満』にします」ということでは?
これは、公文書管理や情報公開の本質にかかわる問題です。
さきほどから議員たちが、内閣府・内閣官房に「なぜ推薦リストの保存が1年未満なのか」追及しています。
ですが、議論が堂々巡りな印象です。
「なぜそういう制度なのか」を官僚にいくらただしても、新たな情報は出てこないのではないでしょうか。
何か狙いがあるのかもですが、時間も限られています。
ここで情報が出てきました。
立憲民主党・杉尾秀哉さん。
杉尾さん「(報道をもとに参加者が官邸から)『去年のリストに入っていますけれど、今度はどうしますか』(と聞かれた)といくだりがある。どう説明するか」
内閣官房「(電話は)内閣広報室になると思います」
議員「内閣広報室にあるのでは」
内閣官房「(残っていないと言ったのは)各部局すべて、という理解をしていない。内閣部局内で、各部局でどれほど保存しているか分からない」
杉尾さん「相当多数の部局にあるはず」
内閣官房「広報室に確認します」
さらなる調査を約束しました。
こうやって1課室ごとつぶしていくしかないのか。
「政治家枠」「総理枠」が、一番ありそうな場所はまず、総理室。
総理秘書官の所です。
議員「総理室が保存している可能性はあるか」
内閣官房「総理室にはないと聞いている」
そこは、聞いたのですね。
しかし昨日の昼まで来年も開くつもりだったとしたら、どう準備するつもりだったのでしょう。
国民民主党・原口一博さん「名簿がないということは、数が分からないまま(予算を)概算要求していたのですね」
来年度の「桜を見る会」は1万6千人の参加を見込んで、3倍増の予算を要求しています。
「総理枠」は5%を占める大口。
どう変わるかで、予算も動きます。
内閣府「概算要求する上で、安倍事務所の数字は特にいらないかと」
国民民主党・奥野総一郎さん、10年保存の省庁は推薦リストを出すよう求めます。
文科省「総務省同様、内閣府・内閣官房と協議して」
奥野さん「リストそのものは個人情報(だから出せなくても)、何人ぐらいかは(出せる)」
総務省でしょうか?「統一的に対応すると伺っている」
これは「統一的」に出さないということでしょうか。
共産党・田村智子さんが怒ります。
「中止なんだから、出さなきゃだめですよ。みんなで検証しなきゃ」
70年近い伝統ある行事を中止したからには、政府は国民に説明する責任があります。
手続きの透明性を確保して、今後、再開していくためにも。
内閣府は、関係書類をいつ捨てたのか。
「電子媒体は5月9日、(紙と)同じ時期に削除していた」
すみませんちょっと聞き取りづらかった、5月9日と5月13日、二つの日付が出ています。
共産党・宮本徹さん「私が(5月に)質問したから消したのではないか」
内閣官房「そういうことでございません」
宮本さん「(桜を見る会から、削除する)5月9日までだいぶあった。すぐ消しているわけではない。私が聞き始めたからじゃないですか。なぜそんなタイミングで捨てたのか」
状況証拠は、そのようにも見えます。
しかし、5月に廃棄してしまって、来年度どうするつもりだったのか。
日本の行政は大丈夫?
話題は安倍後援会に戻ってきました。
立憲民主党・山井和則 さん「政治家の事務所は数百人規模の後援会旅行をやって、(政治資金収支報告書に)記載しなくてもいいんですか」
総務省「政治団体の収支報告を記載する。政治団体の収入支出でないものは記載する義務はない」
参加者が旅行会社に直接お金を払えば、政治団体の政治資金収支報告書に記載義務なし。
続けて、「前夜祭」に。
共産党・田村智子さん「前夜祭は、後援会主催だ。会費は5,000円。旅行会社のお金に入っていない。政治家の後援会の主催で、宴会場の受付で会費を集めて、どこにも記載がなされずにできる方法はどういう方法があるのか」
外堀を埋めて行って、事実をただす質問。見習いたい。
総務省の答弁です。
「前夜祭は、一般論と言うか、会費をもらう際に政治団体の収入とした場合は書く必要があるし、直接、ホテルなり会場なりに納入して政治団体の収入がないことであれば、書く必要はない」
なるほど政治家側が「もうける」場合には厳しいが、「おごる」場合には緩い制度。
盲点かも。
桜を見る会調査チームが終わりました。
今日分かったことをまとめます。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
毎日のお断りですが、速記の趣旨により、発言内容は趣旨は押さえていますが、一言一句は追い切れていません。
ご了承の上、ご覧ください。
今朝は、衆議院東京9区の上石神井駅(東京都練馬区)で朝のご挨拶。
「桜を見る会、野党は徹底的に事実を積み上げていきます」とお約束しました。
私も今の立場でできることを続けていきます。
夕方も、衆議院東京9区の上石神井駅でご挨拶。
片付けていたら、若い男性が「参議院議員選挙のときに投票しました。頑張って」
下の世代と話すと感じます。
「今の政権がダメだなんてみんな知ってる。でも偉そうに説教する野党も嫌」という気持ち。
よく分かる。
私は事実とビジョンを示し、決めるのはあなた。
あなたと、新しい政治を一緒に作りたい。
明日は午前7時30分から、衆議院東京9区の武蔵関駅(東京都練馬区)で朝のご挨拶をします。
今日は、相模原市緑区の台風被災地を見せていただきました。
一昨日、長く行方不明だった方が、ご家族のもとにお戻りになった現場です。
現場に立つと、想像よりはるかに高い地点から、一気に押し流されたことが分かる。
ハードで完全に食い止めるのは困難。
でも命を守るために、もっとやれることがある。
合掌。
みなさんこんにちは、立憲民主党・衆議院東京都第9区総支部長の、山岸一生のアシスタントです。
ブログの冒頭をパクってみました。
私が山岸一生のアシスタント業務を始めたのは、2019年の参議院議員選挙に東京都の選挙区から立候補することを決めたときにスカウトされたときですから、気づけば山岸一生のアシスタント業務歴も半年になろうとしています。
アシスタントを始めた頃を思い出します。
皆さん、参議院議員選挙に立候補する候補者(正確には「候補予定者」というようですが、当時の私は知りませんでした)の選挙事務所ってどんな感じだと思います?
もちろん、いろいろな候補者がいると思いますが、いっても、野党第一党、立憲民主党の公認候補者です。
自民党さんほどではないだろう、とは素人の私も思いましたが、立候補することが決まったら、立憲民主党の党本部か、東京都連からスタッフさんが来て、てきぱき立派な選挙事務所ができるのかと思っていました。
ところが実際は、「しばらくの間、選挙事務所は無し。業務はノマドで。」という体制でした。
素人の私が想像していたよりも、ずっとずっと、選挙に立候補することは体制づくりが大変なのだと思い知りました。
今日の上石神井駅には、ボランティアの皆さんが、朝も夕方も駆けつけてくれました。
こういう姿をもっともっとみなさんに見ていただきたい。
「一緒につくろうとしているんだな」と伝わる、街頭活動、街かどスピーチの姿を模索していきます。
明日の東京は今季一番の冷え込みだそうです。
札幌医科大学・札医の方に聞いたところ「嵐」が今日から北海道札幌市でライブをするそうですが、北海道札幌市は今日から暴風雪で「嵐」の予報だとか。
嵐のライブに行かれる方はぜひ楽しんでいただきつつ、北海道の皆さんも暴風雪にお気をつけください。
皆さん、今夜は暖かくしてお休みください。
それでは、立憲民主党、衆議院東京都第9区、衆議院東京9区総支部長、兼、立憲民主党「つながる本部」のコミュニケーション担当の、山岸一生でした。