2019/11/18
みなさんこんにちは、立憲民主党・衆議院東京都第9区総支部長(衆議院東京9区立候補予定者)の、山岸一生です。
目次
今日のブログでも引き続き、野党が合同で開いた「桜を見る会」追及チームの様子の実況解説を、東京9区、練馬区からお伝えします。
今日のブログも長いですが、毎日「これ以上のまとめはない」という渾身の思いで実況解説をまとめていきます。
よろしかったら、今日も最後までお付き合いください。
野党の追及チームが安倍総理の事務所に出した9項目の公開質問、今日、2019年11月18日の午後2時を回答期限にしていました。
その報告もあるはず。
後援会からの参加者や、前夜祭の会計についての質問です。
安倍総理は今朝「番記者」に答えましたが、野党にはどう対応したのでしょう。
番記者には笑って語るけど、国会には出ない安倍総理。
ならせめて毎日、報道対応続けて下さい。
判断するのは国民です。
まずは立憲民主党の黒岩宇洋さん、金曜に野党が提出した公開質問状について。
「今日の午後2時が回答期限だったが、安倍事務所は『安倍総理が2回ぶら下がりしたことで回答と代えたい』」
東京新聞の望月衣塑子記者の一件で「記者は国民の代表じゃない」と言った政府。
今度は記者にはしゃべるが「国民の代表」には答えない、との回答です。
立憲民主党の黒岩宇洋さんが続けて問います。
黒岩さん「我々は答えていただいていない。追加の質問も記したが、速やかに更なる公開質問ということで、総理にお願いする」
共産党の田村智子さんが聞きます。
「(桜を見る会)の前夜祭の疑惑は重大だが、桜を見る会は、政府に誠実に答えていただきたい」
逃げ切りを許さない姿勢を強調しています。
続いて、野党共同会派の柚木道義さん。
安倍後援会のお花見旅行を担当したツアー会社(いわゆる、旅行代理店です)に問い合わせをしたそうで、報告しています。
このツアー会社、旅行代理店からは、前夜祭の値段交渉、料金徴収について「当社は関与していません」との回答があったそうです。
ツアー会社、旅行代理店の誠実な対応に敬意。
柚木さん「安倍総理または事務所に聞かなければ分からない」
続いて、安倍総理が、「特別にホテルに値引きさせて“1人5千円”の宴会を設けたら、法的にどうなるか。」を質問します。
黒岩さん「差額がそれ(寄付)に該当すれば(ホテルからの)企業献金にあたりうる。よろしいか」
総務省「個別(の案件)につきましては」
黒岩さん「個別(の案件)じゃなくて。寄付にあたるなら企業献金だ」
総務省「寄付にあたるものであれば」
ここで、山岸一生がワンポイント解説。
企業から政治への「寄付」には制約があります。
「政党・政治資金団体以外には寄付してはならない」(総務省)。
政治家個人への寄付はダメです。
黒岩さん「違法な寄付になる?」
総務省「(差額が)寄付の定義に該当し、政治活動に対する寄付なら、政党・資金団体以外の政治団体に対するもの(寄付)であれば(法律)違反となる」
今度は招待者名簿の保存期間について。
総理官邸のどこに資料が残っているのか。
内閣官房「各部局にばらつきはあるが、多数部局で1年以上の保存を行っている。前年の名簿をリバイスする形で保存している部局が多かった。1年未満もあるが、前年度の名簿を利用してリバイスして、廃棄している部局もある」
難しい読み上げ、国民民主党の原口一博さんがかみ砕きます。
原口さん「総理のところが『1年未満』で他のところは『1年以上』でよいか」
奥野さん「総理のところは?」
官房「内閣総務官室に(含まれる)」
原口さん「総務官室に入った物は1年未満」
官房「基本的にはさようでございます」「概観としてはその通り」
官邸でも、総理枠だけ特別なようです。
招待者名簿データをいつ削除したのか。
内閣府「技術的に(いつ削除したかを)把握することができない」
黒岩さん「履歴で残りますよ」
内閣府「今の時点で、半年くらい前に何月何日に消したか、技術的に分からない」
原口さん「文書管理法違反ではないか」
黒岩さん「内閣委員会で(菅)官房長官に聞く」
このやりとりに、議員から驚きの声が漏れています。
小西洋之さん「サーバー管理の部局に確認したか」
内閣府「確認している。技術的に分からないということだ」
国家機密もあるから、「消すべきデータ」はきちんと消して検証できなければおかしい。
ですが、内閣府の説明は「どっかいっちゃったけど、見当たらないんで消したと思います」と言うのと同じ。
かえって怖い。
次の質問は、名簿が「1年未満」廃棄の取り扱いになったのが、今年の10月28日である、との報道について。
議員「この報道は正しいの?」
内閣府「そこは正しくないです。『1年未満』に変えたのは2018年4月。(今年)10月28日は、人事課が人事課に(推薦した名簿)も『1年未満』に見えるので、1年だよと明確化するために(変えた)」
内閣府「取りまとめ文書を『1年(保存)』から『1年未満』に、10月の時点で変えたわけではない」
内閣府「人事課が人事課に(推薦した名簿)がどっちに読めるかが分かりにく
く、10月28日に明らかにするために変えた」
1年間残すものをはっきりさせるために、変えたのだと。
そんな話、これまでありましたっけ。
原口さん「内閣府に1年以上があると、今認めた。それまでは1年未満だと言っていた」
原口さん「10月28日に今みたいにきれいに整理できているのなら、最初にそう言えばいい」
最初は「(名簿の保存期間は)1年未満で(現在は)何もない」と言っていた。
「10月28日時点で1年保存に変えたものがある」と知っていたなら、そのことも説明すべきでした。
続いては、立憲民主党の山井和則さん。
山井さん「桜を見る会という税金による公的行事を利用した、史上最大の悪質な公職選挙法・公選法違反ではないかとの疑いを持っている」
柚木道義さん「前夜祭にツアー会社(旅行代理店)は関与していない。(後援会に)明細書ないのはあり得ないし、ないなら証拠隠滅。実費より明らかに高いサービスは、買収が成立する」
立憲民主党・杉尾秀哉さんが問います。
杉尾さん「(費用を)前払いをして『これぐらいの人数で』と後援会がやった事業であれば、収支報告書に記入すべき『その他事業』になるか」
総務省「個別の事案は事実関係に即して判断する」
ここで時間切れ。
最後は少し、議員さんの言いっぱなしで終わってしまった感じあり。
次回に期待です。
2019年11月18日の「桜を見る会」野党調査チームが終わりました。
今日分かったことをまとめます。
まずは、野党の質問を通してわかったこと。
次に、役所の説明で分かったこと。
質疑の途中、電話の応対のために抜けた部分もあります。
補足があれば、Twitterのリプライやメールなどでお寄せください。
またいつものお断りですが、趣旨は押さえていますが、私、山岸一生が速記している性格上、一言一句正確ではありません。
ご了承の上、ご覧ください。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
一つ気になったのですが、来年の「桜を見る会」は中止ですよね。
色々な部署に「1年保存」の推薦リストが残っているとはいえ、次は2年後、期限切れです。
大本の内閣府には何の資料もない。
本当に再開できるの?
いや、もはや再開する気もないのかも。
「今さえしのげれば、歴史など関係ない」とばかりに。
「桜を見る会の中止」適切51%、不適切35%、との世論調査がありました。
この質問が不適切です。
「私物化は許せん、中止は当然」という人と「問題はないが、やめて良かった」という人がどちらも「中止は適切」と回答しますから、「政府の方針に賛成した」ことになってしまいます。
問題の本質をとらえ、国民の声をちゃんと測れる質問を作ってもらいたい。
「桜を見る会」をめぐり、私たちの頭の中には、二つの「軸」があります。
一つ目は「安倍総理による税金・公的行事の私物化をどう考えるか」という軸。
そして二つ目は、「桜を見る会の中止という対応をどう考えるか」という軸です。
あくまで、私、山岸一生が皆さんとお話しするなかでの肌感覚ですが、一番多いのは「右上」ではないでしょうか。
「ひとまず中止は歓迎するが、総理はきちんと説明をするべきだ。」と考える立場です。
「中止が適切か?」という質問だと、この人たちは「適切」になってしまいます。
すると、まるで政権の姿勢を評価しているようにくくられてしまいます。
一方で「中止は不適切」とした35%の人の中には、「問題がなく、中止も不要」と思っている人もいるでしょうし、「中止では済まない、総辞職を」と怒っている人もいるでしょう。
政治的に真逆の立場の人が、無理やり同じ枠に入れられてしまっています。
はたして「中止が適切か、不適切か」で、「桜を見る会」問題への私たちの考えを、正しく測った事になるのでしょうか?
本当に尋ねるべきは、「総理大臣による税金の私物化を許すか、許さないか」だったと、私は思います。
質問の立て方を、ぜひ見つめなおしてもらいたい。
2019年11月18日は衆議院東京9区、練馬春日町駅(東京都練馬区)で朝のご挨拶。
あいにくの雨でしたが、大学入試の問題をお話している間に、晴れ間が。
受験生の不安が「晴れる」提案をしていきます。
ボランティアの方が写真も!
夕方も練馬春日町駅(東京都練馬区)で、少し早いですが16時30分からご挨拶します。
みなさん、今週もお元気で行ってらっしゃい。
2019年11月19日・火曜日は、練馬高野台駅(東京都練馬区)で7時30分から朝のご挨拶をします。
衆議院東京9区全駅一周まで残すところ富士見台、豊島園。
あと少しです。
そして、東京9区との区境の保谷、上井草からもお誘い、ありがとうございます。
早く伺えるように、段取りをしていきます。
みなさんこんにちは、立憲民主党・衆議院東京都第9区総支部長(衆議院東京9区立候補予定者)の、山岸一生のアシスタントです。
山岸一生が立憲民主党・衆議院東京都第9区総支部長(衆議院東京9区立候補予定者)に就任してから2週間。
まだまだ「山岸一生ってだれ?」「衆議院東京9区で野党で立候補するのはだれなの?」という方が過半です。
ソーシャルメディアでの発信をしつつ、駅で、街かどで、皆さまとご挨拶をすること、お話しを聞くことが大切ですね。
ちなみにアシスタントの私は、「山岸一生」をなんと呼んでいるでしょう。
皆さんの声をうかがうと、「山岸さん」「一生さん」「山岸一生さん」というのが多いのですが、私はどうも、名前で呼ぶのは気恥ずかしく…。
参議院議員選挙に立候補するときは「候補」と呼んでいたことが多かったですね。
参議院議員選挙の結果の後は「元候補」と呼んでいました。
「元候補、って、なんだ?」との本人のツッコミを受けつつ。
そして、この2週間は「総支部長」と呼ぶことが多いですね。
いつになるのかわかりませんが、皆さんと力をあわせて山岸一生を国会に送り出したあとは「議員」「代議士」と呼んでみようかなあ、と思います。
最近、中古車を探しています。
それでは、立憲民主党、衆議院東京都第9区、衆議院東京9区総支部長、兼、立憲民主党「つながる本部」のコミュニケーション担当の、山岸一生でした。