2020/04/12
みなさんこんにちは、立憲民主党・衆議院東京都第9区総支部長(衆議院の、東京9区(東京都練馬区)の、立憲民主党の立候補予定者・立憲民主党の公認で、衆議院東京9区に立候補し、候補者になる予定)の、山岸一生です。
少し久しぶりの「ブログ」になってしまいましたが、どうぞご覧ください。
目次
フリーランスのアーティストに生活の危機が迫っています。
オペラ歌手の杉尾真吾さん、井出壮志朗さんが、支援の充実を求める署名を2020年4月9日、文化庁に提出しました。
私、山岸一生も、応援する一人として同席しました。
(※なお要請は限られた人数で、十分なウイルス感染予防策のもと行いました。)
文化庁の真摯な対応に感謝、ぜひ一歩ずつ改善をお願いします。
もちろん今、どの職業・職種も苦しい。
その中で、あえて私、山岸一生がフリーのオペラ歌手の皆さんと声を上げるのは、以下のような理由からです。
まず、彼らは▽過去▽現在▽未来、いずれにおいても、極めて不利な立場に置かれています。
オペラ歌手の皆さんは、2020年2月から「自粛」が始まっており、すでにダメージが蓄積している。
オペラ歌手の皆さんは、減収証明のハードルが高く、現状では支援から排除されたり、遅れたりしかねない。
長期の準備を要する総合舞台芸術であるオペラは、「災後」の復興にも時間がかかる。
フリーランスのアーティストの立場について考えるきっかけをくださった、声楽家の成田伊美さんと。
最初にお話を伺ったのは2020年3月半ばでした。
1か月近くたち、環境は厳しさを増すばかりです。
今、家にいる皆さん。たぶん、音楽を流していますよね?
私は音痴ですが、それでも、音楽のない暮らしは考えられません。
だから「災後」を、音楽の生まれない社会にしたくない。
でも井出さんはこう語ります。
「このままでは、若い人から辞めていかざるをえない」
それは止めなければ。
今、彼らをどこまで支えられるかが、日本社会の底力のバロメーターです。
芸術は、「ただの趣味」でも「ぜいたく品」でもありません。
ですが、誰もが生活に必死になる中、「こんな時に音楽なんて贅沢だ」「ゲージュツカは趣味だから」という方向に、社会が向かう可能性があります。
いや、すでにそうなっているかもしれない。
日本特有の「同調圧力」も、変に働きかねない。
同調圧力がおかしな方向へ働くと、「自分も苦しいのに、あいつは贅沢だ」という、「引きずり下ろす競争」になってしまいます。
同調圧力は、逆の方向にこそ使うべきでしょう。
「自分はまだマシだ、もっと苦しい人がいる」と手を差し伸べる、一緒に声を上げる。
一緒になって「支援の引き上げ」を実現できれば、私たち皆にとって安心につながるのですから。
私は、下へ下へと「引きずり下ろしあう」社会から、上へ上へと「ともに引っぱり上げる」社会にしたいと思って、政治活動をしています。
だから、今一番苦しい職業の一つである、フリーのオペラ歌手の皆さんと、声を上げていきたい。
彼らが安心して芸術を続けられる社会こそ、私が守りたい日本です。
私はAD、アフターディザスターの世界でも、舞台を見たいし、歌を聴きたい。
今、どの働き手もつらいけど、「だから我慢しろ」と「引きずり下ろす競争」をするのではなく、最も厳しい現場に寄り添い、手を携えて「引っぱり上げる競争」を起こしたい。
それこそ、政治の役割です。
明日も、声を上げよう。
私の話す「アフターディザスター」はこちらの動画をご覧ください。
ブログに動画を埋め込むのは初めてです。
うまく埋め込めているでしょうか…。
ブログの更新は久しぶりになってしまいました。
ブログも、もっと活用して発信をしていきたいと思います。
それでは、立憲民主党の山岸一生でした。