2019/10/21
みなさん、こんにちは。立憲民主党の山岸一生です。
昨日、2019年10月20日・日曜日、台風19号災害の爪痕も生々しい宮城県へ伺ってきました。
宮城県議会選挙(2019年10月27日投開票)のお手伝いです。
立憲民主党の枝野幸男代表は、当日は台風19号被害現地調査のため、宮城県を訪れ、大崎市、大郷町、丸森町で状況や、今後の見通しなどをおうかがいしました。
その後、枝野幸男代表は、被害現地調査の後に仙台駅に寄って、宮城県議会選挙の応援演説を行いました。
私、山岸一生も、仙台駅前で枝野幸男代表、蓮舫副代表、安住淳国会対策委員長らが演説するのにあわせ、呼び込みなど裏方のお手伝いをさせていただきました。
私たち立憲民主党は、ゆさみゆきさん、さかいつねはるさん、小畑きみ子さん、さとう仁一さん、三浦ななみさん、渡辺ひろふみさん、太田としろうさん、坂下賢さんの公認8人、荒川洋平さん、石田一也さん、佐々木功悦さんの推薦3人全員の当選を目指しています。
実は、宮城県議会選挙の応援に加えて、このたび就任した「つながる本部」コミュニケーション担当としての狙いがありました。
それは「音」の取材です。
みなさんも、朝夕の通勤・通学の時などに政治家が駅前に立ってしゃべっているのを、耳にされたことがあると思います。
さて、そのときの話の中身を覚えている方、いらっしゃいますか?
あまり多くはおられないと思います。
私も、自分で政治の道を志すまでは、街頭演説を、仕事以外ではほとんど聞いたことがありませんでした。
政治家と有権者が一番近くなれるはずの駅前。
でも、一方通行で政治家が「訴える」だけになっていて、皆さんに「届いて」いない。
課題はたくさんありますが、その一つが、「音」です。
写真のスピーカーをご覧ください。
10月20日の仙台駅前の様子です。
使っているのは、普通のトランジスタメガホン(トラメガ)ではありません。
街頭での音楽活動でも使われる本格仕様のアンプです。
複数の音源を重ねることのできるミキサーも用意しました。
トランジスタメガホン、政治業界で言う「トラメガ」。
この、持ち運びのできるスピーカーが、街頭演説の基本です。
トラメガはすぐれものですが、でも、“キーン”とハウリングしたり、音が割れたり、混線したり。
「聞こえ」は決して良くはありません。
それどころか、通り過ぎる皆さんにとっては、「耳障り」「うるさい」と思われることもしばしばです。
では、どうしたら、より届きやすくなるのだろう。
その一つの試みが、10月20日の仙台駅前でした。
設営にあたっていたのは、宮城県選出の石垣のりこ参議院議員のチームです。
街頭演説が始まる前には、アンプで音楽を流しながら、「前座」の議員が呼び込みのスピーチ。
まるで音楽のライブ演奏が始まるのかな?と思うようなしつらえで、私も、通りかかった人から「何のイベントですか」と尋ねられました。
演説が始まると、音質の違いがはっきりしてきました。
特にメインスピーカーの前のエリアは、しゃべっている人が語り掛けてくるようで、ものすごい一体感でした。
私は少し離れた場所で呼び込みをしていたのですが、音の届く距離には限りがあったようです。
台風災害で大きく傷ついた宮城県。
がなり立てるような演説は、被災地にも似つかわしくない。
割り込むのではなく、しみいるように届ける演説でした。
ただ、近くでじっくり「聞いてもらう」のに加えて、遠くの人に「気づいてもらう」ことも大事。
場所や大きさに合わせて、工夫を続けていくことが大事だと思いました。
このセット、設営には時間がかかりますし、いつでも使えるというわけではありません。
そもそも、政治家が語る中身が伴っていなければ、“見栄え”だけを飾っても意味がありません。
それでも、あなたと一緒に社会を、政治を変えたいという私たちの願いを、強くやさしい「音」に託して、届け続ける。
これも、あなたと「つながる」ための、小さいけれど確かな、一歩だと思います。
政治の最前線は、どんどん動いている、日々変わっている。
私も動き続けなければ。
ということで、昨日は宮城県仙台市に行ってきました。
東京もすっかり秋めいて、少し肌寒いくらいになりましたが、仙台はもう少し寒く、秋が進んでいるように感じました。
そういえば、前回の記事で、Twitterの埋め込みに失敗しているのに気づきました。
下書きのときに確認したときは表示されていたのですが…。慣れてきても油断せず、ちゃんとチェックしてブログをアップせねば。
それでは、立憲民主党「つながる本部」のコミュニケーション担当の、山岸一生でした。