2019/11/28
みなさんこんにちは、立憲民主党・衆議院東京都第9区総支部長(衆議院の、東京9区の、立憲民主党の立候補予定者)の、山岸一生です。
目次
今日のブログでは、野党が合同で開いた「桜を見る会」追及チームのやりとりの実況解説を、東京9区、練馬区からお伝えします。
正式名称が「追及チーム」、「追及本部」などいろいろありますが、やっている内容は、「事実を調べて、国民の皆さんに明らかにすること」。
なので引き続きこの、山岸一生ブログとTwitterでは「調査チーム」と呼ぶことにします。
例によって今日のブログも長いですが、毎回「これ以上のまとめはない」という渾身の思いで実況解説をまとめています。
よろしかったら、今回も最後までお付き合いください。
まずは、立憲民主党の蓮舫さん登板。
蓮舫さん「大型シュレッダーの貸し出し記録表を出してもらった。(シュレッダーを)予約したのは4月22日。5月9日まで作業できず「たまたま5月9日になった」と。貸し出し記録表を見ると、4月25日に90分、5月7日は丸々午前中が空いている。隙間がある。なぜこのときに作業できなかったのかご説明を」
内閣府「5月9日13時20分~14時45分、人事課が使っている。(4月22日から5月9日に)ぽつぽつ予約の空きがあるとの指摘だが、その日その日の『シュレッダー担当職員』の勤務状況が分からないが、(作業は)短時間勤務の方にお願いしている。15時までの勤務(なのでできなかった)」
蓮舫さん「4月25日は13時から14時半まで空いている。その説明は通じない」
内閣府「予約を入れて、その時にその部局が、どのぐらいの幅で取っていて、多少の前後がある。4月25日の13時から14時半、予約が空いているが、予約時間との関係で空いているのかもしれない」
予約は余裕をもって時間を取るので、結果的に空いた時間があっても、予約は取れなかった「かもしれない」という説明です。
蓮舫さん「憶測や仮定で説明しないでいただきたい。シュレッダーの予約表を出してもらえますか。本当に埋まっていたと断定できるか」
シュレッダーの使用履歴は出てきたけれど、シュレッダーの予約表は出てきていません。
いつも「小出し」です。
内閣府「確認させていただきたい」
議員が重ねて求め、「お出しできる方向で検討したい」となりました。
山井和則さん「(予約枠は)56回チャンスがあって、(5月9日の宮本議員の質問通告直後になる可能性は)2%ですよ。たまたま?」
内閣府「事実として、4月22日に予約を入れたら、5月9日の予約が取れていた」
山井さん「なら、なぜシュレッダーの予約表を耳をそろえて出さないのか」
内閣府「ご指摘その通りだと思うので、(今日は)持っていないので、明日の16時(の調査チーム)では、なんらかお出しできるように検討したい」
こうやって、会合のたびに小出し小出しで、ここまでやってきました。
臨時国会は12月9日まで、来週で終わりです。
1日ずつ稼いで逃げ切り…それはなしで。
続いて、安倍事務所の政治資金について、黒岩宇洋さんが話しています。
安倍総理が代表である「自民党山口4区総支部」の政治資金収支報告書で、地元の旅行会社に89万円を支出したことが記載されている件。
黒岩さん「公開質問状に安倍事務所から回答を頂いた。この旅費は『安倍事務所のスタッフが桜を見る会含め業務を行う旅費だ』と認めた」
黒岩さんの説明は、桜を見る会ツアーは「自民党山口4区総支部」ではなく「安倍晋三後援会」の活動なので、この費用は後援会から出すべきで、政党支部から出すべきではない、というものです。
「自民党山口4区総支部」 と「安倍晋三後援会」は別の組織です。
黒岩さんが指摘します。
黒岩さん「安倍晋三後援会は『政治資金収支報告書の不記載』となり、政党支部である自民党山口4区総支部は『政治資金収支報告書の虚偽記載』になる」。
次は招待者名簿について。
黒岩さん「(招待名簿の電子データ)復元はできないとのことだが、石垣のりこ議員から、おととい資料要求が出ていたが」
細かく指定して「宿題」を出した件です。私も注目しています。
内閣府「前回の趣旨は明確化していただいたと理解している。量が膨大で、今どういったところをお出しできるか。そのままでいいのか悪いのか、きちんと精査しなければ。かなり量が膨大だ。本日はお出しできない」
要求があいまいだと「分からなかった」、指定したら「多すぎる」。
あの手この手ですが、めげずに続けるしかありません。
黒岩さん「めどは」
内閣府「なるべく速やかに。出せるか出せないか検討したい」
望ましくない経歴の人物が「総理枠」で入っていたのではないかとの疑惑。
内閣府「(整理番号)「60」が何かは現状、判断する材料がない」
共産党の宮本徹さんが聞きます。
宮本さん「記録を取っておかなきゃ、毎年仕事できない。安倍さんを守るために偽りの説明をしているのではないか。5月9日にコピーはシュレッダーで廃棄したかもしれないが、行政文書として『60』が何かわからなければ、毎年同じ仕事ができない。誰かが頭の中で記憶しているのか?」
続いて共産党の田村智子さん。
共産党コンビによる追及が続きます。
田村智子さん「60~63は総理・長官等推薦者、どうして認めないのか。皆さんの文書に書かれている」
内閣府「それは平成27年の仕様書。付番をどう割り振ったかは、今となってはよく分からない」
田村さん「重大ですよ。『公文書に書いてあることの意味が分からない』と言うわけですか。過去の文章なので書かれている意味が分からない、なんて通用しますか?」
内閣府「…分からないんですよ、細かいところは」
かたくなに「60」を秘密の番号にしたい、という内閣府の姿勢はよくわかりましたが、残念ながら、今日は新たな事実は出ませんでした。
黒岩さん「『60』は昭恵夫人、反社会的勢力、ジャパンライフ(とネットなどで指摘されている)。これが総理の招待だったら、吹っ飛びますよ政権が。一個一個解き明かしていく」
そして、「反社会的勢力の皆さま」が参加していたとみられる問題。
内閣府「反社会的勢力の方々、反社会的勢力が参加していたのかどうかは、官房長官会見では『そういった方がいらしているという、そういう認識はない』とおっしゃっている。私どもも同じ認識だ」
敬語のインフレで、訳が分からなくなってきました。
「桜を見る会」野党合同追及チームが終わりました。
今日の政府の説明をまとめます。
みなさんこんにちは、立憲民主党・衆議院東京都第9区総支部長(衆議院東京9区から立候補する予定者)の、山岸一生のアシスタントです。
Twitterで、候補(毎回書いていますが、山岸一生のことを、アシスタントはこんな感じで呼んでいます。実際には「候補」でも「候補者」でもなく「総支部長」「候補予定者」に過ぎませんが、身内の略称です。もちろん、「山岸一生」なり「山岸」と記すべきですが、「編集後記」ということで、お許しください。)が実況解説をする日は、アシスタントも毎回、ひっくり返るような忙しさです。
明日、11月29日にも追及チームが行われ、候補は実況解説をする予定ですので「また忙しくなるな」と今から身構えています。
候補は、実況解説をしたり、ソーシャルメディアで発信をしたり、「りっけんチャンネル」の撮影をしたり、そして、朝夕は練馬区の皆さまと駅頭、街かどでお話しをしたり。
もちろん、その他にもたくさんのことをしています。
アシスタントのできることは限られていますが少しでもアシストできればな、という思いです。
山岸一生が、参議院議員選挙に立候補して、候補者として皆さんにお伝えしたことはいろいろありましたが、アシスタントなりに、候補がお伝えしたたくさんの政策の「背骨」の一つは「分断の無い社会にすること」という目標であったと理解しています。
アシスタントももちろん一人の有権者ですが、「分断の無い社会」は近づくどころか、分断が進んでいるような感じを覚えます。
候補の目指す「分断の無い社会」を、アシスタントも候補と一緒に目指したいと思います。
さて、明日も忙しいぞ。
明日は晴れそうなので、布団を干そうと思います。
それでは、立憲民主党、衆議院東京都第9区、衆議院東京9区総支部長、兼、立憲民主党「つながる本部」のコミュニケーション担当の、山岸一生でした。